6. ハリケーン・イザベル

2003年、ハリケーン・イザベルが米国東海岸を襲った際、宇宙ステーションの乗組員は、その恐ろしい姿を上空から目撃しました。高さ18kmを超える積乱雲が巻き起こり、時速280kmの猛烈な風が海面を蹴散らす様は、まさに自然の怒りの姿そのものでした。巨大な雲の渦が進路上に立ちはだかり、激しい雷雨を伴う死の一歩手前の非常事態が地上に訪れていたことがわかります。ステーション内からは、ハリケーンの脅威は無力な存在にすぎませんが、地上の人々にとっては通常の生活が一変し、死を賭した極限の環境に立たされていたことでしょう。人類は、このような自然の猛威に対して無力な存在であることを改めて認識させられます。